https://mainichi.jp/articles/20220216/k00/00m/040/291000c

毎日新聞 2022/2/16 20:21(最終更新 2/16 20:21) 342文字




https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/04/04/20190404k0000m040125000p/9.jpg
福岡県庁=福岡市博多区で2019年2月24日、森園道子撮影

 福岡県は16日、県内の新型コロナウイルス感染者38人分の氏名を誤って約30分間、県のホームページ上に掲載したと発表した。該当ページには約350件のアクセスがあったが、誤掲載による被害は確認されていない。県は38人に事実関係を説明し、謝罪する。

 県によると、16日に県所管分の15日の陽性者一覧を個人情報を除いてホームページに掲載した際、誤って「特記事項」の欄に接触元となった感染者の氏名を掲載したという。16日午前11時に掲載し、県民から「個人情報が掲載されている」との指摘を受けて約30分後に削除した。



 県の白石博昭・保健医療介護部長は「二重チェックが徹底されていなかった。県を挙げて新型コロナ対応に取り組む中、このようなことが発生し県民に大変申し訳ない」と陳謝した。【光田宗義】