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毎日新聞 2022/2/17 16:21(最終更新 2/17 16:21) 387文字




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高市早苗氏が愛用していた「スープラ」を囲む整備士たち=奈良市で2022年2月17日、堀川剛護撮影

 奈良トヨタ(奈良市)は17日、1991年製の名車「スープラ」をレストア(復元・再生)すると発表した。自民党政調会長の高市早苗衆院議員が長年乗っていたものを買い取った。奈良市内での式典で、作業する整備士10人が紹介された。今秋の完成を目指す。

 スープラは白色ボディーで赤色シート。約10年前からは関係先で保管されていたため、燃料タンクの老朽化が激しいという。




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レストアを待つ「スープラ」のエンジンルーム

 式典では、高市氏がビデオメッセージを寄せ、「人生で初めて新車で買った車。議員になって終電に乗り遅れた時、東京と奈良を何度も往復した」と思い出を披露した。菊池攻社長は「高市氏が帰郷した時、初心にかえってもらえるよう、購入当時の姿に戻したい」と語った。

 その後、スープラが披露され、整備士の織田輝樹さん(23)は「生まれる前に製造された車を触る貴重な経験。先輩の技術をしっかり受け継いでいきたい」と話した。【堀川剛護】