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毎日新聞 2022/2/18 14:17(最終更新 2/18 14:17) 333文字




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大阪府警本部

 大阪市天王寺区の私立興国高校で、生徒から大麻を没収したにもかかわらず警察に届け出ず隠したとして、大阪府警は18日、副校長(70)と生徒指導部長だった教諭(45)の2人を証拠隠滅や大麻取締法違反(所持)の疑いで書類送検した。スポーツの強豪校として知られており、副校長らは「公表されれば学校の評判が下がり、多大な影響が出ると思った」などと容疑を認めているという。

 送検容疑は2021年10〜12月、校内で男子生徒から没収した液体状の大麻「大麻リキッド」(0・4グラム)を副校長室などで隠し持っていたとされる。



 興国高校は1926年、興国商業学校として設立された。68年に野球部が全国高校野球選手権大会で優勝。サッカー・Jリーグには多数の選手を輩出している。【澤俊太郎】