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毎日新聞 2022/2/18 20:31(最終更新 2/18 21:33) 469文字




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福岡県警本部

 賃貸住宅に住み込み違法な性的サービスをしていたなどとして、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本の5県警は18日までに、タイと中国籍の20〜40代の女性5人を風営法違反(禁止区域営業)容疑などで逮捕、または書類送検した。

 一部の外国人女性は「勤めていた飲食店が減収し、困窮していた」などと話している。警察は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の苦境も背景にあったとみている。



 容疑は2021年10月〜22年1月、福岡市博多区などの風俗営業が禁止されている地域の住宅で、客に性的サービスをしたなどとしている。代金は1万〜1万6000円ほどで1日10人以上の相手をした女性もいたという。

 九州管区警察局などによると、女性らはSNS(ネット交流サービス)を通じて指示役側と接点を持ち、客は出会い系アプリで部屋に誘導されていた。売り上げの一部は指示役側に送金されていたとみられ、警察は全容解明を進める。



 5人のうち風営法違反容疑は一部が不起訴となったが、出入国管理法違反(不法残留)容疑では全員が逮捕、起訴されている。【中里顕、中山敦貴、辻本知大】