https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022000150
2022年02月20日06時52分




 【ベルリン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、ドイツで行われているミュンヘン安全保障会議で演説し、ロシアの軍事的脅威を強調した。同時に、ウクライナを守る欧米の決意も不明確だと批判。ウクライナの欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めるかの「回答」を求めた。
 ゼレンスキー氏は、ウクライナがロシアから欧州を守る「盾」になってきたと強調。ウクライナへの武器供与を拒否するドイツが、ヘルメット5000個を送ると表明したことに触れ「どんな支援も感謝するが、善意の寄付を求めているのではない」と語り、支援は欧州諸国が欧州の安全のためになすべき貢献だと訴えた。