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2022-02-20 04:30

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ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

「優秀な人」なんて、滅多にいない
この世の中、優秀な人はそう滅多にいません。

どれくらいの優秀さかによると思いますが、社会に好影響を及ぼす発明や発見をするくらいのレベルで考えると、数年に1人、出るかどうかです。

僕を含めてそれ以外の人たちは、「いかに優秀そうに見せるかどうか」で生きていくしかありません。つまり、自分の価値を高めるのです。

「人は生きているだけで価値がある」とはよく言われますが、そういう綺麗事は脇に置いて、どうすれば自分を良く見せられるかを考えて生きたほうがいいのかもしれません。

ただ、そのときに邪魔になるのが、「自分の価値を下げる言葉」です。それについて見ていきましょう。

「心のブレーキ」になる言葉とは?
もっとも自分の価値を下げる言葉とは、「私なんて……」とか「どうせ自分には……」という口グセです。

何か大きなチャンスが目の前に現れたときに、この言葉が心のブレーキみたいになる人がいます。

おそらく、「他にもっと優秀な人がいて、その人がやったほうがいいに決まっている」と思い込んでいるのだと思います。それは、過去に友達やきょうだいと比べられたりしたことが原因かもしれません。

しかし、冒頭でも述べたように、「優秀な人なんていません」(笑)。みんな優秀そうに見せているだけです。

だったら、あなたも自分の価値を下げる言葉を口にする必要はありません。心の中で、「まあ、自信はないけどやってみるか」程度で考えていればいいんです。

「謙遜」はいいけど、「言い訳」はするな
褒められたりしたときに照れ隠しで「私なんて……」と謙遜するのと、目の前のチャレンジや大きな仕事から逃げるために「私なんて……」と言うのとでは、意味は違ってきます。

ここで言う「私なんて……」という悪い口グセは、後者のほうです。

逃げるときの言い訳に使わないほうがいいということです。

人間は、本音と建前を使います。思っていることとは逆のことを言いたがります。

でも、面接のような場で自分を卑下することばかり言っているとお葬式のような雰囲気になることからもわかるように、アピールすべきところではアピールしたほうがいいんですよね。

ということで、自分の価値をわざわざ下げるようなことは、あまり言わないほうがいいんじゃないかと僕は思うんですが、みなさんはどうなんですかね?
ひろゆき