0001ひよこ ★ [ニダ]
2022/02/20(日) 22:12:11.33ID:gIbGGxC29毎日新聞 2022/2/20 21:05(最終更新 2/20 21:05) 有料記事 1908文字
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女子フリーの演技を終えて泣き崩れるワリエワ選手(中央)に声を掛けるトゥトベリゼ・コーチ(左)=北京・首都体育館で2022年2月17日、猪飼健史撮影
北京冬季オリンピックは五輪の意義を問いかけるように課題が噴出した。競技の安全性や公平性を保てずに主役である選手を守れるのか。競技の熱気をよそに開幕前から論議を呼んだ中国の人権問題は、影に隠れた感が強い。霧は晴れぬまま、17日間の祭典は幕を閉じる。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、満足そうに語った。「選手たちが幸せだと感じていることは明らかだ」。北京市内で18日に開いた記者会見で大会を総括したが、国際競技団体の関係者は「アスリートファーストと言いながら、本当に選手を大切に扱ったのか」と疑問を呈した。
開幕後の7日にはスキー・ジャンプ混合団体で、スーツ規定違反により高梨沙羅選手(25)=クラレ=ら女子選手の25%に当たる5人が失格する異常事態となった。より大きな浮力を求めてスーツの技術開発が進む中、検査体制が一律ではないと選手の不信感を招いて各国から抗議の声が上がった。失格した高梨選手は責任を感じて精神的に追い込まれた。そうした状況でも、IOCは「競技団体の判断」と批判をかわした。
スノーボード男子ハーフパイプでは金メダルを獲得した平野歩夢選手(23)=TOKIOインカラミ=らが採点への疑義とともに高度化する技による危険性を指摘する。日本のフリースタイルスキー代表にも北京入り後の練習で転倒して負傷し、欠場した選手もいた。収入の7割を放映権料に依存するIOCは、テレビ映えす…
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