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[ 2022年2月21日 05:30 ]

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北京五輪閉会式に出席した中国の習近平国家主席(中央右)とIOCのバッハ会長=同左(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪の閉会式が20日夜、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で行われた。会場には中国国旗を連想させる赤いマスク姿の習近平国家主席、紺色のマスクを着けた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が並んで立つ姿がみられた。

 開会式では気温氷点下4度の中で約10分間もあいさつしたバッハ氏は、この日は約9分間あいさつ。習氏の名前を挙げ「中国の皆さんが最高の舞台を整えてくださった。中国のウインタースポーツの競技人口は3億人を超えました。皆さんを歓迎します」などと最後まで“中国べったり男爵”を貫いた。

 また、ウクライナ問題で欧米とロシアが対立していることを念頭に置いてか「五輪での団結する力は、私たちを分断しようとする力より強い。平和的な機会をもたらした」などと強調した。

 IOCは、バッハ氏が3月4日開幕のパラリンピックを欠席すると発表した。