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2022-02-21 03:15

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ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

「勉強が苦手」=「人生が苦手」
あなたは勉強は得意ですか? それとも苦手ですか?

もし、苦手意識があるのなら、今すぐにでも克服したほうがいいと思います。

「勉強」という言葉を聞いて、「学生時代の国語とか数学ね」「歴史用語や英単語の暗記ね」としか考えられないとしたら、あなたの人生はかなりマズいです。

なぜなら、勉強とは「物事を調べてわかるようになり、自分で判断できるようにすること」だからです。それは、つまり「生きるスキル」です。

「勉強が苦手」という言葉は、「人生が苦手」「生きるのが苦手」と言っているようなものなので、早くそこから脱したほうがいいという話なのです。

「調べて、やってみる」だけの話
たとえば、魚のタイを1匹、もらってきたとしましょう。

あなたなら、どうしますか?

見よう見まねで捌いて食べますか? それともめんどくさいから捨てたりしますか?

ここでもしあなたが「勉強ができる人」ならば、まずはタイについて調べることから始めるでしょう。

どこに包丁を入れればいいのか。何に気をつければいいのか。どんな料理ができるのか。

30分もあれば、一通りは調べられるはずです。そして、実際に自分でやってるのです。

たぶん、初心者だと、うまくいかないかもしれません。だったら、「次は何に気をつければいいのか」「どんな道具があれば便利なのか」「他の魚でも同じなのか」と、1つの失敗から多くのことを学べると思います。

これ、いわゆる「学校の勉強」とまったく同じプロセスなんですよね。

すべて勉強と「同じ構造」
調べて、やってみて、学ぶ。その繰り返しです。

株を始めるのも、家を購入するのも、恋愛でも、すべて同じ構造です。

その成功体験を早めに積むために学校の勉強は便利なんですが、「勉強=受験」のイメージがあまりにつきすぎていますよね。

ということで、先ほどの魚のタイのときに、「調べるのが億劫だ」「捨てたほうがマシだ」と思ってしまった人は、できるだけ早く勉強への誤解とか苦手意識を克服したほうがいいですよ。

勉強は生きる上で最強のスキルなので、社会人になってからも、ずっと磨いていくようにしたほうがいいと思いますよ。
ひろゆき