東スポ

2022年02月19日 06時15分

 OBが「喝!」――。大阪市にある私立高校・興国高校の校内で、生徒が所持していた大麻リキッドを押収したのに警察に届け出ず隠蔽したとして、大阪府警は18日、証拠隠滅と大麻取締法違反(所持)の疑いで、同校の男性副校長(70)と男性教諭(45)を書類送検した。

 府警によると、副校長らは昨年10月、生徒が校内のトイレで大麻リキッドを吸引しているのを見つけ没収したが、12月下旬まで生徒指導室や副校長室に隠した疑いが持たれている。

 同校の生徒が大麻を乱用しているとの情報があり、調べていたところ、一部の生徒が「先生に大麻を取り上げられた」と話したことから学校側に確認。副校長らは当初、「親に返した」などと説明したが後日、教諭が隠していたことを申告したという。

 興国高校は、野球部が1968年の全国高校野球選手権大会で優勝するなど、スポーツの強豪校として知られる。元阪神の湯舟敏郎投手、サッカー界ではリバプールの南野拓実、ボクシングで4階級制覇した井岡一翔など著名なOBは多数いるが、プロレスラーで大阪・和泉市議のスペル・デルフィンもその1人だ。
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