田中奏子2022年2月21日 15時38分

 女性が自ら妊娠しているかどうかをチェックできる妊娠検査薬。日本で初めて一般用医薬品(OTC)として発売されてから、今年で30年。いまやドラッグストアで手軽に買えるが、
当時は「中絶につながる」といった逆風もあった。全国の薬局を回って理解を広め、国を説得し、世に送り出した社員たちがいた。商品の名前には、ある思いを込めた。

 「どうせ産婦人科行くやん。こんなん売れへんわ」

 1990年、薬剤師に言われた言葉を、ロート製薬の力石正子さん(62)はいまも覚えている。薬局向けに妊娠検査薬の説明をしていた時のことだ。





「なんで日本にはないの?」
     ===== 後略 =====
下記URLで
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ2N41K6Q2JPLFA00D.html