0001蚤の市 ★ [AR]
2022/02/24(木) 13:17:36.50ID:OqRsbUUG9接種済証のシール、作り直す市も
奈良市内の医療機関で2月5日に接種した医療事務員の40代女性は、接種済証に貼られた「ワクチンシール」を見て、有効期限が「2022年1月31日」だと気付いた。接種時に口頭の説明はなく、シールとは別に「有効期限の延長に伴う読替え対象のロット」と書かれた紙を渡されただけ。回りくどい内容を理解できない人や初めから見ない人も少なくないと思われ、女性は「事情を知らなければ、期限切れを打たれたと勘違いする人もいるだろう」と指摘する。
県によると、被接種者に有効期限の延長を知らせる方法は市町村によって、まちまちという。奈良市はポスターやホームページ(HP)で周知を図った上で、有効期限を修正しないままのワクチンシールを被接種者に渡している。担当者は「期限切れを心配する問い合わせが数件あった」と明かした。
一方、生駒市はシールを作り直し、延長後の期限のみを明記。橿原市は元の期限のシールに「記載日より3カ月延長」のゴム印を押して対応する。
厚労省はHPで、有効期限の延長について「貴重なワクチンであり、これを無駄にせず、有効に活用する観点から」と説明するが、住民の中には複雑な心情を吐露する声も。3月上旬に3回目の接種を予定する奈良市の70代女性は「品質に問題がないことは信じているが、あまり気分のいいものではない」と話した。自治体や医療機関には、接種時にスタッフが口頭で期限延長を知らせるなど丁寧な説明が改めて求められている。
毎日新聞 2022/2/24 10:20(最終更新 2/24 10:20) 826文字
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