【リビウ共同】ロシアによるウクライナ侵攻から2日目を迎えた25日、ロシア軍部隊が首都キエフに迫った。「誰に助けを求めれば…」。住民には不安や絶望が広がった。キエフ当局は住民に自宅にとどまり、すぐ避難できるよう呼び掛けたが、多くの人がシェルター代わりの地下鉄駅に殺到した。

 キエフでは25日も爆発音が響いた。共同通信記者は西部の古都リビウに向かうと、幹線道路は脱出を図る住民の車で大渋滞。

 キエフの地下鉄の駅には寝袋や食料を持参した住民らが24日から避難し、階段やホームの隅で一夜を明かした。「ここが身を隠せる唯一の場所」。男性が疲れた表情でAP通信に語った。

共同通信 2022/2/25 17:12 (JST)2/25 17:14 (JST)updated
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