【ロンドン共同】サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーは26日、ロシア人のアブラモビッチ・オーナーがクラブの運営権をチェルシー財団の評議員に委譲すると発表した。同オーナーは「現状でクラブ、選手、スタッフ、ファンの利益を守るためには彼らが適任である」との声明を出した。

 ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領と近い関係にあるとされる富豪のアブラモビッチ氏に対し、英下院で資産凍結すべきだとの声が上がっていた。同氏が2003年に買収して以降、チェルシーは資金力を生かして多くの有力監督、選手を獲得して5度プレミアリーグを制覇した。

共同通信 2022/2/27 11:44 (JST)
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