手術中に女性患者の体を盗撮疑い 京都府立医大病院の40代男性医師を逮捕

 手術中に女性患者の体をスマートフォンで盗撮したとして、京都府警下京署は28日、京都府迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで、京都府立医科大付属病院(京都市上京区)に勤務する40代の男性医師を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

 同署は、医師が手術中に盗撮行為を繰り返していた可能性もあるとみて捜査する。

 捜査関係者によると、医師は昨年11月ごろ、府立医大病院の手術室で、20代女性患者の体を自身のスマホで盗撮した疑いが持たれている。


 捜査関係者の説明では、女性患者は麻酔の影響で意識がない状態だったとみられる。医師は手術室にスマホを持ち込み、他の医療スタッフに隠れて盗撮行為をしていたという。

 下京署は昨年12月、下京区の駅周辺で女性のスカート内にスマホを差し出した疑いがあるとして、医師の自宅を府迷惑行為防止条例違反容疑で家宅捜索した。その際に手術中に撮影されたとみられる女性の画像が見つかり、裏付け捜査を進めていたという。

京都新聞 2022/2/28 13:30 (JST)2/28 14:01 (JST)updated
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