【ソウル共同】韓国の文在寅大統領は1日、1919年に朝鮮半島で日本の植民地支配に抵抗して起きた「三・一独立運動」を記念するソウルの政府式典で演説した。日本が先進国としてリーダーシップを持つことを心から望むとし「そのために日本は歴史を直視し、歴史の前に謙虚でなければならない」と強調した。

 また「隣国国民の傷に共感できる時、日本は信頼される国になるだろう」とも述べた。地域の平和と繁栄や新型コロナウイルス、気候危機などの国際的課題に日本と共に対応するため「常に対話の扉を開いておく」と重ねて協力を呼び掛けた。

朝日新聞 2022/3/1 11:20 (JST)3/1 11:35 (JST)updated
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