深刻化する海のプラスチックごみの削減に関し、各国がケニアの首都ナイロビで議論している国連環境総会(UNEA)が法的拘束力のある国際協定作りに向け、最終協議していることが2日、関係者への取材で分かった。交渉のための政府間委員会を立ち上げ、2024年末までに作業を終える方向。プラごみ汚染を規制する国際協定ができれば初めてとなる。

 近年、プラごみの環境中への流出が世界的に問題になっており、海には3千万トンがたまっていると分析される。だが海洋流出を規制する国際条約はこれまでになく、対策が急務となっていた。

共同通信 2022/3/2 21:07 (JST)
3/2 21:17 (JST)updated
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