ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、外国メディアとの会見で、ロシアのプーチン大統領に向けて「私との交渉の席に着け。何を怖がっているんだ」と述べ、停戦などを巡る直接交渉に応じるよう求めた。

 ウクライナメディアが報じた。ゼレンスキー氏はロシア語で「我々の土地から去れ。去るのが嫌なら私との交渉の席に着け」と述べ、ロシア軍の撤退か、自身との直接交渉のどちらかを選ぶよう迫った。

 プーチン氏が2月、モスクワで行われたフランスのマクロン大統領やドイツのショルツ首相と長さ約5メートルの机を挟んで首脳会談したことに触れ、「私は隣人だ。遠ざける必要は無いし、かみ付かない」とも語った。

 ロシアとウクライナの代表団は3日夕、ベラルーシ西部で2月28日に続く2回目の停戦協議を始めている。

朝日新聞 2022年3月4日 3時02分
https://www.asahi.com/articles/ASQ340VFWQ33UHBI06B.html