【今井雅人の相場の「視点」】ドル円は緩やかな上昇か

03/11 12:41
 ドル円は114円台から115円台でのもみ合いがずっと続いていたが、ここに来て少し上方向に向かい始めている。

この1週間を見ると、日本の年金などの機関投資家が115円台で買っている動きが何度か見られた。

通常、日本の機関投資家はドル円が下がったところを買いたいと、じっと待っていることが多いのだが、この水準で買ってくるということは、もう下がらないと判断しているのかもしれない。

こうした買いがドル円をジリジリと押し上げているのだと思う。

ただ、動きに関しては非常にゆっくりしているので、これもジリ高が続くということではないかと思う。

116円台がしっかりしてきても、一気に118円、120円というような相場展開にはならないと考えている。

※この記事は今井雅人氏の個人的見解です。


以上、国民が納めた年金で円安を作り出しているというヘッドラインでした。