自民党と公明党は11日、夏の参院選に向けて事実上の「相互推薦」を行う方向で協議を進めることで合意した。兵庫選挙区など改選数3以上の5選挙区で、自民が公明候補を推薦する。1人区で公明が自民候補を推薦できるかどうかは今後、都道府県単位で判断するが、すべての選挙区で協力関係が築ける見込みだという。

 両党幹部によると、今回の方針は前日開いた岸田文雄首相と公明の山口那津男代表による会談でおおむね一致。11日の両党幹事長、選挙対策委員長による会談で、詳細を決めた。昨年末から難航していた自公間の選挙協力をめぐる協議が、ようやく決着した。

 自民の茂木敏充幹事長は会談…(以下有料版で,残り566文字)

朝日新聞 2022年3月11日 18時02分
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