【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮が同日午前9時半(日本時間同)ごろ、平壌の順安空港一帯から飛翔(ひしょう)体を発射したが、直後に失敗したと推定されると発表した。米韓当局が詳細を分析している。
 岸田文雄首相は同日午前、「報道は承知している。情報収集中だ」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 北朝鮮は2月27日と今月5日に順安空港一帯から弾道ミサイルを発射。日米韓当局はこのミサイルについて、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)に関連した性能試験と分析し、さらなる発射を警戒していた。今回も同じミサイルだった可能性がある。

時事通信 2022年03月16日10時44分
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