0001蚤の市 ★ [AR]
2022/04/07(木) 11:24:02.37ID:4wLr63j99前四半期比で売上高は1%増、営業利益は2%増と小幅な成長にとどまった。ウォン安ドル高に振れたことで為替差益効果があったものの、半導体素材や家電用鋼板など原材料価格の上昇による減益要因も大きかった。純利益や事業部門別の収益などは4月末に発表予定の決算確報値で公表する。
営業増益のけん引役は半導体事業だった。韓国有進投資証券の推計によると、1〜3月期の営業利益は前年同期比2.4倍の8兆2000億ウォンだった。主要顧客の米IT(情報技術)大手がデータセンター投資を拡大しており、主力メモリーのDRAMとNAND型フラッシュメモリーの販売が伸びた。
競合のキオクシアホールディングスの日本の主力工場停止の余波でメモリー需給が引き締まったこともサムスンの業績を押し上げた。前年同期の米テキサス州の寒波の影響でサムスンの半導体工場が稼働停止した反動もあった。
ただ、同部門は前四半期比で7%減益となっており、パソコンやスマートフォンの需要鈍化でメモリー市況の先行きは不透明感が強まっている。
スマホ部門は前年同期比で同水準の収益をあげたもようだ。2月に発売した上位機種が販売好調なものの、中価格モデルで中国勢との競争を強いられており販売価格が安定しなかった。
サムスンはロシア市場でスマホとテレビが高いシェアを持つ。ロシアのウクライナ侵攻の影響で3月は出荷停止となっており、同部門の業績に重荷となっている。
日本経済新聞 2022年4月7日 9:58
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM06DFK0W2A400C2000000/