小中学校2学期制、宮城で主流に 3学期制も根強い支持 どちらがいいの?
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2022年4月25日 6:00

宮城県内11市町の教育委員会が2022年度、小中学校の3学期制を2学期制に切り替えた。2学期制の採用はこれで県内35市町村教委のうち25教委と7割を超え、東北6県で突出して多い。宮城では2学期制が主流となる一方、3学期制を支持する声も根強く、「正答」のない状況が続く。

22年度は11市町が切り替え
 亘理町教委は22年度、小中全10校が2学期制に移行した。夏休みを4日間短縮し、10月に2日間の秋休みを設定。21年度に小中各1校で試行した上で本格導入した。

 亘理中(生徒426人)の橋元伸二校長は「授業時間が増え、学力向上につながる。教員の事務作業も軽減され、授業や教材研究、部活動に力を注げる」と歓迎。亘理小(児童631人)の大沼毅校長は「7月や12月も目いっぱい授業をしたり、行事を入れたりできる」と期待する。

 河北新報社が県内各教委に聞き取ってまとめた採用状況は表の通り。

利点について2学期制は「通知表の回数が3回から2回に減り、教員の働き方改革につながる」との見方があった。3学期制には「児童生徒が長期休み前に受け取る通知表を踏まえ、休み中に課題に取り組める」といった声が上がった。

 一方、欠点に関し2学期制には「通知表が減り、学習の動機付けに苦労する」、3学期制は「学期が短く、評価が難しい」などの指摘が出て、それぞれの一長一短が浮き彫りになった。

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※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。