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カルトの危険性を学校が指導、「宗教の自由」と見なさないドイツ 旧統一教会問題 (サンドラ・ヘフェリンさん)【朝日新聞GLOBE+】 [少考さん★]

0001少考さん ★ [US]
垢版 |
2022/07/31(日) 00:16:42.78ID:i9Bz1+4I9
カルトの危険性を学校が指導、「宗教の自由」と見なさないドイツ 旧統一教会問題
https://globe.asahi.com/article/14681663

2022.07.30

7月8日に安倍晋三元首相を銃撃した容疑者が、犯行の動機として「母親が旧統一教会に多額の献金をしたことで家庭が崩壊した。安倍元首相が統一教会に近い人間だと思い襲撃した」と話したことから、日本では最近、新興宗教にスポットが当たり様々なメディアで報道されています。

(略)

ドイツには宗教の授業がある
宗教の話題がタブーではないのは、公立の学校に宗教の授業があるなど、宗教が身近なものとなっているからです。

筆者が育ったバイエルン州では、小学校やギムナジウム(大学への進学を希望する子供が通う8年制の学校)の宗教の授業について、「カトリック」「プロテスタント」「道徳」のうちの3つの教科から選ぶことができました。2021年度から同州では「イスラム教」の授業を選択することも可能です。

実はイスラム教の授業については、同州で2009年から12年間、複数の学校で試験的に行われており、多くの学者や教育者、保護者、政治家から賛同を得ていました。

しかし、イスラム教が昔のドイツにはなかった宗教であることから反対の声も根強く、正式に採択となったのは2021年度からです。

2021年から2022年にかけて、バイエルン州では約1万8千人の生徒がイスラム教の授業を選択しており、試行時よりも多くの生徒がイスラム教の授業を受講しています。

南ドイツ新聞は「学校がイスラム教の授業を提供することで、イスラム教の生徒は『ドイツの学校に受け入れられている』と感じることができます。これは生徒が学校の外で過激化しないためにも大事なことです」と書いています。

カルトの危険性とは
ドイツの宗教の授業で面白いのは、「カルトの危険性」についても学ぶことです。

筆者がギムナジウムの9年生だった1990年代前半、カトリックの授業で先生がMoon-Sekte(旧統一教会)、クリシュナ意識国際協会、サイエントロジーなどを名指しして、その危険性について語りました。

後者のサイエントロジーについては、当時のドイツで社会問題になっていたこともあり、授業で勧誘の手口についても習いました。

先生は「ミュンヘンのどのエリアにサイエントロジーの勧誘のブースがあるか」「彼らがどのように若者に話しかけるか」「将来、大学に通いシェアハウスやアパートを探す際に大家さんがサイエントロジー信者の場合、入居者もサイエントロジーに引き込まれる可能性があること」「就職した会社の上司がサイエントロジー信者の場合、自己啓発セミナーなどをうたってセミナーへの参加を薦められることがあること」などと詳細に説明し、生徒に注意を促していました。

ドイツでサイエントロジーは洗脳、暴言、盗聴、理不尽な資金集めなどの理由から反憲法的な宗派に分類されており、1997年からドイツの複数の州で連邦憲法擁護庁(Verfassungsschutz)の監視下に置かれています。有名人に関しても例外は認めず、トム・クルーズはサイエントロジーの信者であることを理由にドイツの国防省からドイツ国内の軍事施設での映画撮影を拒否されています。

信教の自由 ドイツと日本で異なる解釈

日本で「宗教は自由」だと言っている人の中には「カルトも含めて宗教は自由」だと考えている人が多いというのが筆者の印象です。

ドイツの一般的な認識では、宗教とはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教の5大宗教のことです。そこから新興宗教やカルトに発展したものは宗教ではなく、Sekte(和訳:カルト)という言葉を用いるのが一般的です。

ドイツの憲法にあたる「ドイツ連邦共和国基本法」で信仰の自由は保障されていますから、新興宗教やカルトであっても入信する自由はあります。でもドイツの一般的な感覚で「宗教の自由」というと、それ5大宗教を指すのが共通認識なのです。

5大宗教も新興宗教もカルトも「信仰」には変わりないではないか――。そんな反論があるかもしれません。(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
0245名無しさん@お腹いっぱい。 [CN]
垢版 |
2022/12/23(金) 07:23:22.55ID:eqRh2QQw0
>244
>>235
>72>>148
12/22
旧統一教会の“元信者”が明かす勧誘手法「長い時間かけて思考を変えさせる」 [ぐれ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1671695598/
... 私も1999年に山口広弁護士や紀藤正樹弁護士らとともに、違法伝道訴訟の裁判を起こし、原告の1人として、教団と闘ってきました。

 この裁判では、教団名を隠して行われた「正体を隠した伝道」により信者となり、「信じるものを選択する」という自由を奪われた、教団の教化プログラムの違法性を争った裁判です。

 さらに、ここでは「婚姻の自由の侵害」に対する初の違法性の司法判断も出されて、2004年に最高裁で判決が確定しました。
つまり、教団名を隠した伝道をされなければ、教祖が結婚相手を決めるという合同結婚式に参加させられることはなく、約10年近い信者活動の年月を教団に奪われることもなかったということです。

勧誘手法をマニュアル化

 この“正体隠し伝道”のやり口は悪質であり、何年にもわたって継続されて多くの人たちが信者となりました。それが、冒頭の文化庁の「組織性、悪質性、継続性」の質問権にもつながっています。

<旧統一教会の恐ろしさは、信者にさせる方法を全国で画一化した上に、個別対応マニュアルを作ったところにあります。街頭などで声をかけて、教義を教え込む施設であるビデオセンターに誘い込みます。
そして2日間のセミナー、ライフトレーニング4日間セミナー、新生トレーニングに参加させる……というシステマティックな手法で信者が育成されるようになっています。ここでの肝は、組織対個人というアウエーの構図にさせることです。 ...
0246名無しさん@お腹いっぱい。 [CN]
垢版 |
2022/12/23(金) 07:28:01.86ID:eqRh2QQw0
>>245 続き

勧誘時には「役割分担」が決まっている
...
<旧統一教会では、実際に壺などを売る教団の霊能師・占い師(説得役)と、勧誘場所に連れていく人(連れ込み役)は別の人物が行うようになっています。役割分担をしっかりさせているのです。 ...

 こうしてターゲットにした相手から得られた情報をもとに、勧誘場所(ビデオセンター)に誘い入れます。

<連れ込み役は、「(ビデオセンター)の席に空きがあるかどうか聞いてみますね」と、勧誘先にいる指示役(タワー長などと呼ばれる)のもとに電話をかけて状況を伝えます。
そしてこの人物(指示役)がどの占い師役(説得役)を任ずるのがベストなのかを考えます。この占い師役は、信仰歴が長く、より多くの人をだまして入会させた経験が豊富な人で、いわばプロフェッショナルです。この人物(説得役)は、連れ込み役から伝えられた個人情報をもとに、入会の説得にあたります> ...

長い時間をかけて思考を変えさせていく…

 こうして事前に、相手のすべての個人情報を知ったうえで、占いをビタビタとあてて、先祖や悪霊による「恐怖」を煽り、そこから救われる方法として、霊感グッズを販売するわけです。 ...

 ビデオセンターでは壺を売るのではなく、「教義を学ぶ」という形に変えているに過ぎません。しかし、こちらのほうがより悪質といえます。
数か月という長い時間をかけて、相手の心に教義を植え込み、思考を変えさせていくからです。 ...

 この手法は1980年代から20年以上の長きにわたって行われて、多くの信者が伝道されていきました。
その結果、信者になった人たちが、「信者教化システム」のなかで勧誘者として活動し、別な人を誘いお金を詐取。ねずみ算式に教団の信者の数と金銭的被害が広がっていったのです。
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