臼杵市は、市内の医療機関で、インフルエンザのワクチン接種を希望した
10代の女性に新型コロナのワクチンを接種するミスがあったと発表しました。
いまのところ、女性の健康状態に問題はないということです。

臼杵市によりますと、今月3日市内の医療機関でインフルエンザのワクチンを
接種するはずだった10代の女性に、医師が誤ってオミクロン株対応の新型コロナ
ワクチンを接種したということです。医師は、直後に誤りに気づいて本人と保護者
に謝罪するとともに、医師会を通じて市に報告しました。

看護師が誤って新型コロナワクチンを用意し、医師も女性が新型コロナワクチン
の接種を希望していると思い込み、最終的な確認を怠ったことが原因だということです。

市によりますと、女性はことし10月にオミクロン株対応のワクチンを接種して
いましたが、これまでのところ健康状態に問題はないということです。市はこの
医療機関に対して再発防止を徹底するよう指導するとともに、ほかの医療機関に
対して文書による注意喚起を行いました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20221206/5070014476.html