プーチン大統領が電撃訪問 クリミアでパフォーマンス
2022年12月6日 火曜 午後6:22
https://www.fnn.jp/articles/-/454840
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バックミラーに映る真剣なまなざし。
高級車メルセデス・ベンツのハンドルを握る人物は、ロシアのプーチン大統領。

走っているのは、クリミア橋。
強制的に併合したクリミア半島とロシア本土を結ぶ場所。

ロシア軍の物資の補給や市民の生活を支える重要な橋だったが、2022年10月に爆破された。

真っ黒に焦げた橋を見上げて、プーチン氏は、「修復はいつになる? 早い方がいい」と話した。

しかし、その足元では新たな動きが起きている。

ロシア国防省などは、「国内の空軍基地3カ所がウクライナにドローン攻撃された」と発表。
証拠とされる衛星写真も。

爆発で兵士3人が死亡したとしている。

それに対し、ウクライナ空軍はSNSに関与をにおわせるような投稿をした。

基地の1つは、首都モスクワから200kmの距離。
ロシア中心部のかなり近いところまで攻撃が及んだことになる。

一方、ウクライナでは依然として激しい戦闘が続いている。

5日は各地がロシアのミサイル攻撃にさらされ、4人が死亡。

そんなミサイルが飛び交う中、ウクライナを訪問していた人物はロシアによる人権侵害を調べていた国連の高等弁務官。

ミサイル攻撃が起こり、会合の場所が急きょ、地下のシェルターに変更された。

国連は、ほかにもロシアによるエネルギー施設への攻撃が戦争犯罪にあたるかどうか調査している。