長野朝日放送
2022.12.13- 17:13


中学生が財務大臣になった想定で、国の予算作りに挑戦しました。 財務省の特別授業で、白熱した議論を交わしました。


■中学3年生グループワーク

「いずれ年金が全員に払えなくなるのであれば、今のうちにちょっと全体的に下げておいて」 「20(%減)?」 「20は減らしすぎじゃない?」 「年々でちょっとずつ減らしていくとか」

議論を交わしたのは信州大学付属長野中学校の3年生。 財務省が「主権者教育」の一環で全国で実施している特別授業の一コマです。 長野財務事務所の職員から、税の仕組みや日本の財政状況について解説を聞いた後、予算づくりに挑戦。 思い切った予算ができました。

■中学3年生グループワーク
「子ども子育て50%増、教育30%増で」 「技術開発費の割合を高めていこうかなと。技術開発費の割合を高めていこうかと。他の分野を少し下げる」
「ガソリン税を10%増しようと思っていて(車を抑制しないと)二酸化炭素が発生されやすくなって地球温暖化につながってしまうんじゃないかなと思ったので」


■男子生徒
「色んな人の立場のになってみて予算を考えるっていうのが難しいことなんだと改めて実感することができました」

■女子生徒
「これからもっとニュースを見て、財政について学んでいきたいと思いました」

いずれは国を支えていく存在の中学生。
日本の財政を自分のこととしてとらえる良いきっかけになったようです。


https://www.abn-tv.co.jp/news-abn/?detail=00034411