【シンガポール=森浩】アフガニスタンの実権を握ったイスラム原理主義勢力タリバンは5日、中国企業とアフガン北部で大規模な油田開発の契約を締結すると発表した。2021年8月の実権掌握後、海外企業との最大規模の資源開発契約だという。ロイター通信などが伝えた。中国はアフガンの1兆ドル(約132兆円)規模とされる地下資源に注目しており、米軍撤収後の空白を突き、アフガンへの浸透を図る方針だ。

5日に記者会見を開いたタリバン幹部によると、アフガン北部のアムダリヤ盆地で、中国企業「新疆中央アジア石油天然ガス」が向こう25年間にわたり油田を開発する。中国側は当初、年間1億5千万ドル(約199億円)を投資し、3年後に5億4千万ドルに増額する見込みという。会見に同席した中国の王愚駐アフガン大使は「両国の重要なプロジェクトになる」と強調した。

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1/6(金) 18:49配信
産経新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/93a965dfe8d7c84664156002af0233ab95dd71b6