【広州=川上尚志】トヨタ自動車は10日、中国での2022年の新車販売台数が21年比0.2%減の194万600台だったと発表した。10年ぶりに前年実績を下回った。一部の主力車種の販売は堅調だったものの、新型コロナウイルスの感染拡大と厳しい防疫対策などが生産や販売に響いた。

車種別の販売は「カムリ」などが前年実績を上回ったが、コロナの感染拡大によって一部工場で生産調整を実施したり、半導体不足で部品供給に制約を受けたりした。日本から輸入販売している高級車「レクサス」も日本での生産が滞った影響で22.5%減の17万5300台に落ち込んだ。

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2023年1月10日 18:11
日経新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM105RW0Q3A110C2000000/