※2023/1/14 07:00
産経新聞

韓国映画は米アカデミー賞など国際映画賞の相次ぐ受賞や〝韓流ブーム〟で日本にもファンが多い。食文化やKポップと相まって韓国モノ人気の一つになっているが、意外に知られていないのが依然として反日的な愛国映画が根強く制作、公開されていることだ。


この年末年始も1909年、日本の初代首相・伊藤博文を暗殺した抗日独立運動家・安重根が主人公のミュージカル映画『英雄』が話題になっている。安重根は歴史上の偉人として繰り返しドラマ化されているが、伊藤博文が韓国王妃・閔妃殺害事件や韓国支配の元凶として報復的に狙われ、最後は旧満州のハルビン駅で銃撃される話だから、日本人としてはいつも暗澹(あんたん)たる気分になる。

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