日本銀行は18日の金融政策決定会合で、短期金利をマイナス0・1%、長期金利を0%程度とする大規模な金融緩和の維持を決めた。
昨年12月に引き上げた長期金利の上限「0・5%」は修正しなかった。

 黒田 東彦はるひこ 総裁は会合後の記者会見で、「経済をしっかり支え、企業が賃上げをできる環境を整えることが重要だ」と説明した。
2022年度の物価見通しは、昨年10月時点の2・9%から3・0%に修正したが、賃金上昇を伴う安定的な物価上昇ではないとの見方を示した。

 日銀は昨年12月の決定会合で、市場機能を改善する目的で、0%程度に操作する長期金利の変動幅をプラスマイナス「0・25%」から「0・5%」に拡大した。

市場では1月会合でも同様の修正があると見込む動きもあったが・・・

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【記事元:読売新聞 2023/01/18 23:55(配信)】
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230118-OYT1T50235/

《画像:金融政策決定会合後に記者会見する日銀の黒田総裁》
https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/01/20230118-OYT1I50172-1.jpg