あすから今冬一番の寒波 “10年に一度の低温に” 大雪に備えを
2023年1月23日 18時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230123/k10013957331000.html

この冬一番の非常に強い寒気が流れ込むため、24日から北日本から西日本の日本海側で大雪や猛吹雪となるほか、ふだん雪の少ない太平洋側の平地でも大雪となるおそれがあります。
全国的に10年に一度程度の低い気温になる見込みで、路面や水道管の凍結による被害が出るおそれもあります。予定の変更を検討するなど、大雪や低温への備えを進めてください。

気象庁によりますと、日本付近は24日から26日 木曜日ごろにかけて冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本の上空には、この冬一番の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。

このため、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪や猛吹雪となり、短時間で積雪が急激に増えるおそれがあります。

さらに、ふだん雪の少ない太平洋側の平地でも大雪となるおそれがあるほか、気象庁は、東京23区でも、24日の夜は雪が降り、うっすらと積もるところがある見込みだとしています。

24日夕方まで 24時間の降雪量予想
24日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで、
▽東北で50センチ
▽北海道と北陸、近畿で40センチ
▽新潟県と東海、中国地方で30センチ
▽関東甲信で25センチ
▽九州北部で20センチ
▽四国で10センチ
▽九州南部で5センチ
と予想されています。
25日夕方まで 24時間の降雪量予想
さらに、その後、25日夕方までの24時間の降雪量は、
▽北陸と新潟県で70センチから90センチ
▽東北と関東甲信、近畿、中国地方で60センチから80センチ
▽東海で40センチから60センチ
▽北海道で30センチから50センチ
▽四国と九州北部で20センチから40センチ
▽九州南部で10センチから20センチ
と予想されています。

全国的に風も強まり、
【24日の最大風速は】
▽四国で25メートル
▽関東甲信と北陸、近畿、中国地方、九州南部、それに沖縄・奄美で23メートル
▽北海道と九州北部で20メートル
と予想され、

【各地の最大瞬間風速は】
▽30メートルから35メートルに達する見込みです。

また、北陸から沖縄・奄美にかけての広い範囲で大しけになると予想されています。