山口 2023.02.01 11:57

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 2022年8月、山口県岩国市の国名勝・錦帯橋で広範囲にわたり手すりが傷つけられた問題で、市は復旧工事が完了したと発表した。
傷を付けたのは未成年者で、保護者から損害賠償金が支払われたとしている。

 この問題は2022年8月、錦帯橋の手すり部分に計7か所・のべ60メートル以上にわたり傷がつけられていたもの。

 岩国市によると、警察の捜査の結果、未成年者による行為とわかり、去年10月に保護者が謝罪に訪れたという。

 傷を取り除く工事は1月11日に行われ、その費用約2万7000円が損害賠償金として保護者から市に支払われている。

 文化財保護法違反の疑いで捜査していた警察は、この未成年者を「補導措置」とした。

 なお錦帯橋では、去年12月にも手すり部分に「I Love You」などと傷つけられているのが確認されていて、警察が捜査している。

https://kry.co.jp/news/news102a0cimkn2lkfxw0ie.html