2023年2月2日 木曜 午後6:31

満天の星の中、ぼんやりと緑色の光を放つ星は、「ZTF彗星(すいせい)」。
地球に接近するのは、なんと5万年ぶり。
しかも軌道が変化し、もう二度と見ることができなくなるということで、注目を集めている。
群馬県で撮影された写真。
彗星が尾を引いている様子がとらえられている。
さらに、長崎・五島市でも、長く尾を引くほうき星の姿が。
地球に最も接近したのは、2日未明。
しかし、専門家は観測しやすくなるのは、これからだという。
平塚市博物館学芸員・藤井大地さん「地球から離れていくので、暗くはなるが、明るいお星さまに接近します。2月5~6日にカペラに接近し、11日には、火星に接近します。明るい星を頼りに彗星を見つけることができるかもしれない」
さらに、8日前後は、彗星の位置がほぼ真上に。
双眼鏡などを使えば見ることができ、暗さに目を慣らしておくのがポイントだという。
(長野放送)
(テレビ長崎)

https://www.fnn.jp/articles/CX/480386