ひよこの形をした名古屋限定の人気スイーツ「ぴよりん」が大阪に初めてやってくる。阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)で16~21日に開催される催事「わたしの愛する名古屋めし」の目玉の一つとして、16、17日に登場。ただ、大阪への輸送に際しては問題も。

ふわふわで滑らかな口溶けを特徴とする半面、プルプルしていて衝撃に弱いという弱点があるからだ。輸送時の型崩れを防ぐために、関係者が編み出した秘策とは-。「関西上陸作戦」の裏側を探った。

《中略》

|分割して輸送、完成まで実演

静岡や横浜への出張販売の際はぴよりんを一つずつ保冷バックに入れ、新幹線で輸送。万が一の「事故」に備え、実際の販売数より多めに出荷するなどして対応した。

製造元のジェイアール東海フードサービスによると、今回はさらに慎重を期すため、ある秘策を練ったという。完成品をそのまま輸送するのではなく、胴体や羽根、とさか、目などのパーツに分割して運び、催事会場でドッキングさせて完成させるというのだ。

こうすることで、輸送途中に型崩れするリスクは解消。完成品を輸送するよりも販売個数が増やせる上、パティシエが会場でぴよりんを完成させる様子を実演販売方式で披露できるという利点もある。

《後略》

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産経新聞 2023/3/14 08:00
https://www.sankei.com/article/20230314-DX56FLW6KVN43NLL5SQSA3PFZI/