毎日新聞 2023/4/18 13:00(最終更新 4/18 13:00)

 2007年4月の長崎市長選期間中に伊藤一長・前市長(当時61歳)が暴力団幹部に銃撃され死亡した事件から16年の17日、
田上富久市長は「事件に対する強い憤りと深い悲しみは、どれだけ時が過ぎようとも、決して忘れることはない」とするコメントを発表した。

 15日には和歌山市の漁港で衆院補選の応援演説に来ていた岸田文雄首相が鉄パイプのようなものを投げつけられ、爆発する事件が起きた。

 田上市長は伊藤前市長の冥福を祈り、「今後ともあのような悲惨な事件が二度と繰り返されることがないよう、
長崎市が暴力のない、安全で安心して暮らせるまちであり続けていることを願っている」と述べた。【高橋広之】

https://mainichi.jp/articles/20230418/k00/00m/040/050000c