ABEMA Prime

2023/04/17 18:10

「とりあえず謝る人」が多くいる日本において、自分の非を認めず謝らない“謝ったら死ぬ病”と揶揄される人たちに注目が集まっている。
 ニュース番組『ABEMA Prime』では当事者に、なぜ謝ることができないのか?その心理に迫った。

”謝ったら死ぬ病”とは何か。

 自称・“謝ったら死ぬ病専門家”でライターの中川淳一郎氏は「謝ったらいろんなことはすっきり終わることが多いと思う。しかし、謝る=自分の負けを認めるという価値観から素直に自分の非を認めて謝罪できない人のことをいう」と説明する。
「心からごめんなさいはない」。そう話すのは、“謝ったら死ぬ病”のユイさん(26歳・仮名)。彼女は幼少期から謝りたくないと感じていたという。ユイさんは「謝ったら、相手がマウントを取ってきそうで謝れない。“謝ったら負け”という言い方が私の中ではしっくりくる」のだという。
 人間関係への悪影響については「特に困ったことはない。たぶん、お互いの性格とか人間性を理解しているからだと思う」と答えた。
 同時に、ユイさんは“謝ったら死ぬ病と同時に“他人には謝らせたい病”でもあるという、これはどういうことか。

「『ごめんなさい』の言葉を聞いて相手のマウントを取りたい。謝らせるとスッキリするのが正直なところ。自分の非を認めず『お前が悪い!』と決めつけてくる人には謝らせたい」とユイさんは説明する。

 経済メディア「ReHacQ」プロデューサーの高橋弘樹氏は「ユイさんはすごく素直だ。謝らせると快感、すっきりするとはその通りだ。これを面と向かって言える人はいないと思う」とフォローした。
 謝罪に詳しいコミュニケーション研究家の藤田尚弓氏は「謝らない方というのは、謝らせたい欲求も非常に強く、自己肯定感が高い人が多いと感じている。『自分はこれぐらいしても当然だ』という心理があったり、正義感が強くて『間違いを正している』と思っている人が多い印象だ」と述べた。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://times.abema.tv/articles/-/10075914