毎日新聞 2023/4/25 16:53(最終更新 4/25 16:53)

 23日に投開票された統一地方選の群馬県内21市町村議選で、参政党が全332議席中、政党別で立憲民主党と並んで3番目に多い4議席を獲得した。
2022年の参院選で政党要件を得たばかりだが、改選前のゼロ議席からの純増で、いわば「第3党」に躍り出た。

 政党公認で当選したのは、公明党26人(立候補26人)▽共産党18人(同19人)▽立憲民主党4人(同4人)▽参政党4人(同5人)▽日本維新の会1人(1人)
▽社民党1人(同1人)。無所属が275人(同315人)、諸派が3人(同4人)だった。

 自民党系議員はいずれも無所属で立候補しているほか、党勢が低迷している立憲も党公認でなく無所属で立候補する人が少なくないのも一因。
ただ、参政党は参院選でも新型コロナウイルスワクチン接種推奨の是正など独自の訴えを展開し、ネット交流サイト(SNS)も多用して支持を広げており、他党には警戒する声もある。【田所柳子】

https://mainichi.jp/articles/20230425/k00/00m/010/139000c