2023年5月4日 17:01

4日午後、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原で下草を焼く山火事があり、発生から3時間半たった午後4時50分現在も鎮火には至っていません。

4日午後1時半すぎ、諏訪市四賀の霧ヶ峰高原で「山から煙が出ている」と通行人から消防に通報がありました。火は霧ヶ峰高原の斜面に燃え広がり、焼失範囲が拡大している状況です。

長野県危機管理部によりますと、現場は茅野市側の霧ヶ峰高原のガボッチョ山の山頂斜面です。木が生えていない草原で、午後4時現在、9万平方メートル、東京ドーム2個分にあたる面積が燃えたということです。

地上のほか、群馬県の消防防災ヘリも出動して、諏訪湖の水をくみながら、消火活動が続けられています。発生から3時間半たった午後4時50分現在も鎮火には至っていません。

この火事によるケガ人の情報は入っていません。長野県内は全域に乾燥注意報が出されています。

https://news.ntv.co.jp/category/society/bef3284de43b4e94913c2bf9a15f3d5c