Published
2023/05/25 16:57 (JST)

 公明党の石井啓一幹事長は25日、自民党の茂木敏充幹事長と国会内で会談し、次期衆院選を巡り、東京の小選挙区で自民候補の推薦を見送ると伝えた。
「これまでの協議で、東京における自公の信頼関係は地に落ちた」と理由を伝達した。茂木氏は会談結果を岸田文雄首相に報告した。
自公幹事長は30日に再び会談する。両党の駆け引きは激しさを増す一方で、連立政権を揺るがしかねない事態となっている。
 石井氏は会談で、小選挙区定数「10増10減」で新設された東京28区への候補擁立断念を表明。
29区で立てる岡本三成衆院議員に関し、自民に推薦を求めないと述べた。「東京での協力関係は解消する」とも告げた。

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