人質立てこもり事件で懲役2年6か月を求刑 女性に包丁を突きつけた51歳男「トラックの便を勝手に変更されて…トラブルに」愛知・安城市 名古屋地裁岡崎支部で初公判

2023年5月26日(金) 12:12

ことし3月、愛知県安城市の会社で、女性を人質に立てこもった罪に問われている元従業員の男の初公判で、検察は男に懲役2年6か月を求刑しました。

起訴状などによりますと、愛知県岡崎市のトラック運転手・鈴木教仁(すずき のりひと)被告51歳は、ことし3月、安城市内の人材派遣会社で、当時37歳の女性従業員に包丁を突きつけ人質にして立てこもった、人質強要処罰法違反などの罪に問われています。

鈴木被告はこの会社の元従業員でした。26日名古屋地裁岡崎支部で開かれた初公判で、鈴木被告は起訴内容を認めました。

検察側は、「鈴木被告がトラックの便を勝手に変更されて納得できず、トラブルになった。元上司と運送会社の関係者に会わせるよう要求した」と指摘。「犯行態様は悪質」として懲役2年6か月を求刑しました。

弁護側は「精神的に追い詰められていた」として、寛大な判決を求めました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/506383?display=1