イオンが12日発表した2023年3~5月期連結決算は、営業利益が前年同期比17%増の514億円と2年連続で最高益を更新した。新型コロナウイルス禍後の人流回復で総合スーパー(GMS)や映画館などのサービス・専門店で客数が増えた。スーパーでのコスト改善も寄与した。人件費や水道光熱費は上昇を続けるが、コスト管理を継続して好業績を維持できるかが課題となる。

営業利益は市場予想平均(QUICKコンセンサス、465億円)を上回った。売上高にあたる営業収益は6%増の2兆3247億円と3年連続で最高を更新した。純利益は8%減の177億円。前年同期に計上したコンビニエンスストア「ミニストップ」の韓国事業の売却益がなくなったことが影響した。子会社の売却益などを考慮しない場合で過去最高益を更新したという。(以下ソースで)

日本経済新聞 2023年7月12日 15:18 (2023年7月12日 18:10更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC11AHM0R10C23A7000000/