作家の高史明氏死去 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20230721-HUSPNWDXKZO4TOWKVJV3F2SNGA/

2023/7/21 14:42

 高史明氏(コ・サミョン=作家、本名・金天三=キム・チョンサム)15日、老衰のため死去、91歳。山口県出身。葬儀は近親者で行った。喪主は編集者の丸尾素子(まるお・もとこ)さん。

在日朝鮮人2世として生まれ、さまざまな職業を経て、昭和46年に小説「夜がときの歩みを暗くするとき」を発表。50年に12歳で自殺した息子の岡真史の遺稿詩集「ぼくは12歳」を妻の岡百合子さんと共編し、刊行した。

自らの生い立ちをつづった「生きることの意味」で日本児童文学者協会賞。他の著書に「闇を喰む」「月愛三昧」など。
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