岡山県倉敷市の港で7月、有毒の外来アリ「コカミアリ」が見つかった。県が約30匹駆除したものの、繁殖力が高いため、いったん定着すると生態系などに大きな影響を及ぼす。1匹も逃がさず捕まえるために、欠かせないモノがあるという。それは誰もが知っている、あの「やめられない」人気菓子だ。

 コカミアリが見つかったのは7月3日、倉敷市の水島港国際コンテナターミナルだった。毒アリのヒアリを調査していた専門業者が見慣れないアリを発見。県の職員がその場で約30匹のアリを駆除した。

 しかし、まだ隠れている個体がいるかもしれない。1匹も逃さずおびき出して、水際で食い止めるにはどうしたらいいか。県自然環境課や港湾課の職員が考えをめぐらせていたところ、環境省からこんなアドバイスがあった。

 「かっぱえびせん」が効くようです。

カルビーも驚いた
 県はさっそく、かっぱえびせ…(以下有料版で,残り840文字)

朝日新聞 2023年7月23日 15時00分
https://www.asahi.com/articles/ASR7N6JQSR7LPPZB00D.html?iref=comtop_7_01