去年、横浜市で軽トラックが小学生の列に突っ込み男の子が死亡
した事故で、軽トラックを運転し過失運転致死傷の疑いで逮捕
された88歳の運転手について、横浜地方検察庁は勾留期限の
16日、「起訴できる証拠が十分ではない」として処分保留で
釈放しました。検察は、引き続き在宅のまま捜査するとしてい
ます。
去年10月、横浜市港南区の路上で、軽トラックが小学生の列
に突っ込み、1年生の田代優くん(6)が頭を強く打って死亡
したほか、小学生4人を含む7人が重軽傷を負いました。

警察は、軽トラックを運転していた88歳の運転手を過失運転
致死傷の疑いで逮捕し、刑事責任について調べる必要があると
して、今月10日まで専門家による精神鑑定を行っていました


横浜地方検察庁は勾留期限の16日、「起訴できる証拠が十分
ではない」として、処分保留で釈放しました。これまでの調
べに対し、事故の状況についてあいまいな説明をしていたほ
か、「どこをどう走っていたか覚えていない」などと供述し
ていたということで、検察は引き続き在宅のまま捜査すると
しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170216/k10010879171000.html