自動車部品大手のボッシュと横浜市は、2024年に完成予定の「都筑区民文化センター」のネーミングライツ契約を締結したと発表した。
施設の愛称は「ボッシュホール」。スポンサー料は同センターの施設管理費や文化振興、にぎわい創出などに活用される。
同日、都筑区役所で締結式が開催され、同社の社長や横浜市長らが出席。
市長は「これまでもボッシュには都筑区のにぎわい作りに協力してもらっている。契約締結を機に、一層のお力添えをお願いしたい」と述べた。
ボッシュホールは、300席のホールを中心にした地上4階、地下1階建ての多目的施設。
隣には同社日本法人の本社機能と研究機能を備えた新社屋も建設中で、両建物の間にはイベントを開催できる屋根付きの広場なども整備される。
締結式では、新社屋と約2キロ離れた同区牛久保の研究拠点を自動運転シャトルバスで結ぶ構想も披露。実現に向けて意欲を示した。