千葉県柏市にコロナ指定病院がない理由

 新型コロナが猛威を振るっていますが、千葉県柏市には感染症指定医療機関がありません。
 この話には柏市にある大病院の名戸ヶ谷病院が2019年12月に新築移転した話が関係します。
名戸ヶ谷病院は新築移転に際し、同じく柏市の大病院である柏厚生総合病院から医師である国府幸洋氏を筆頭に看護師らスタッフ数十名を引き抜きました。
両病院は同じ医療圏にある大病院同士で、同じ医療圏からの大規模な引き抜きは医療崩壊につながるのでご法度とされています。
 しかし名戸ヶ谷病院はそれを行いました。そしてその直後に新型コロナが猛威を振るいました。
 柏厚生総合病院はスタッフを大量に引き抜かれた直後なので感染症指定医療機関になれるだけの人員がいません。
一方、名戸ヶ谷病院は新型コロナの受け入れを拒否しています。その結果、柏市には感染症指定病院になれる病院がなくなりました。
 柏市民が一番の被害者で、柏市の医療崩壊につながりました。
 柏厚生総合病院から大量引き抜きを行ったのは名戸ヶ谷病院人事部長である市島秀樹氏(63)です。
 市島秀樹氏は柏厚生総合病院からの大量引き抜きの功績で出世し、彼のライバルである田中謙二氏は降格人事となりました。
 柏市における新型コロナの猛威を助長させた名戸ヶ谷病院人事部長の市島秀樹氏の解雇と処分が必要なのではないでしょうか?