交番の固定電話廃止へ、警官不在だと電話取れないケース多く 滋賀県警、最寄りの警察署に統合
滋賀県警は4月1日、県内の交番と駐在所全152カ所の固定電話を廃止し、最寄りの警察署の代表電話に統合する。
初動捜査の迅速化や、相談、届け出の受理の漏れを防ぐ狙い。
県警地域課は「各警察署から交番へ転送するので、これまでの運用と変わらない」としている。
固定電話を廃止後に市民が交番や駐在所へ連絡したい場合は、最寄りの警察署の代表番号に電話すると署員が転送してくれる。
4月1日以降に交番と駐在所の固定電話にかけると、当面は署の連絡先を伝える自動アナウンスが流れる。
県警は「遺失拾得や情報提供、相談など交番に用事がある時は署に連絡してほしい」としている。