3.生態
アナゴ類の多くは沿岸から内湾の水深100m以浅に見られ、昼間は岩などの物陰に隠れたり、砂や泥の中にもぐって身をひそめたりしていますが、夜になると活動を始め、餌を求めて海底付近をはうように泳ぎ回ります。餌となる生物はゴカイなどの多毛類、エビ・カニなどの甲殻類、イカ・タコなどの頭足類、魚類など多種多様な生物を捕食しています。

中でもマアナゴの摂餌生態については各地で研究されていて、胃内容物の種類や季節変化なども詳しく調べられており、成長に伴って餌生物が多様化及び大型化し、主な対象種が変化していくことも知られています。


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