新潟県妙高市燕温泉の露天風呂「黄金の湯」が7日、今年のオープンを迎えた。
冬季は雪に閉ざされるため、例年は雪解けを待って5月中旬ごろに開業するが、今年は少雪で2カ月以上も早まった。
残雪の中、観光客らが野趣あふれる名湯を満喫していた。
黄金の湯は、標高約1100メートルにある燕温泉の温泉街から、さらに雪道を徒歩で10分ほど登った場所にある男女別の露天風呂。
この日は、乳白色の秘湯から湯煙越しに雄大な妙高山が望め、訪れた人々は至福のひとときを過ごしていた。
友人と一緒に来た長野県佐久市の男性は「最高。この冬はほとんど雪を見る機会がなかったので、素晴らしい景色も眺められて良かった」と笑顔だった。